アカシアだったりレンゲだったり、
「○○花の蜂蜜」
ってよく考えたらミツバチが勝手に飛んでいって蜜吸ってくるのに一種類の花の蜜なんてありえるの?!
って思いません?
思いますよね?
いわゆる
「単花蜜」
これってどうやってできるんでしょう?
ワタクシが想像したのは
1.ミツバチの飛行範囲の花をアカシアだけにする
2.アカシアだけを生育しているビニルハウスにミツバチを閉じ込めて飼育
3.採取した蜂蜜を特殊な方法で分別
答えは
「いずれもはずれ」
です。
カラクリというか実態はというと
自然の神秘的なところになるのですがミツバチの本能は相当優秀です。
西洋ミツバチで飛行範囲約4kmといわれていますが、ミツバチはこの飛行範囲内で一番おいしい蜜を探して採取してくれます。
つまりですね、アカシアはダントツに美味しい蜜なので
巣を置いてるエリアでアカシアが咲き始めたら巣に今ある蜜を絞り切って空にします。
そしてミツバチにここぞとばかりにブンブン飛んで行ってもらいます!
そうすると、ミツバチが採取してきた蜜はほぼアカシアです。
大事なことは、アカシアの花が咲き終わる頃に巣の蜜を絞り切るんですね。
ここの見極めが大事!
これでアカシアの単花蜜の出来上がりです。
ホント、ミツバチって賢いですね。
ただしですね、この記事は単花蜜の作り方であって、偽装の対策、見分け方ではありません。
ここは養蜂家を信じるしかありません。
まぁ、アカシアの味を覚えてから試食するのが確実ですね。
そして、少しは他の花の蜜も混じります。
正式というか一般的な単花蜜の判定方法についてはまた後ほど。